今振り返って見ると、こどもの頃、 母親の働いていた特別支援学校に遊びに行った際、 「 こんな仕事があるんだ」と知り、興味を抱き始めたのがキッカケだったと思います。一旦は、 一般の大学に進学し卒業したのですが、 その後、導かれるかのように専門学校で福祉の勉強を始めると、思った以上没頭し、この仕事を選択することになりました。
平成30年、新規に立ち上げられた施設です。各事業所から集結した職員、新たに平成会の仲間に加わった職員で構成されています。個性豊かなメンバーで賑やかな反面、支援に関しては一本芯が通った素敵な方達と働いています。日々成長する利用者様や、福祉の時代背景に追いつけるように、自己研鑽するならここ!宮領デイセンターです。利用者様のことをもっと知りたい、理解したいという想いに応えられる職場です。
生活介護に所属しています。日常生活を送る上で、何らかの支援が必要な利用者様が通所されています。宮領デイセンターは強度行動障がいの方も受け入れられるようにという想いもあり立ち上げられました。障がいの程度に関係なく、その人なり歩みで、やりがいや、 生きがいをもって自分らしく生活して頂くために日々支援をしています。
小さなことなのですが、1日を無事終えられることに喜びを感じます。年数を重ねるうちに、障がいを持つ方達がいかに生活のし辛さを感じているかが理解できてきました。その生活のし辛さを軽減させること、少しでも楽しい、今日はいつもよりよかったなと感じてもらえる毎日を提供していければいいなと思いながら支援を考えています。なので何事もなかった、辛いことが少なかった日が増えていくことが何よりの喜びです。
これからは福祉の世界、利用者様に選ばれることが最優先となります。そのために、自分達がどんな力をつけていけば良いかが見えてきました。その力とは「支援力」です。職員全体レベルでの支援力の底上げをしていきたいです。また、支援にはチームでの協力が不可欠となってきます。「職員全体で支援を検討していきながら切磋琢磨し、チームとしての繋がりも深めていく」そんな新しい法人の形を作っていき、利用者様に平成会を選んで頂けるように人材育成に力を入れていきたいと思います。